平和行動in広島

2022/08/06

 8月5日(金)13時より、約2時間の行程で、地方連合会及び産別組織の計34人(2便目)の参加のもと「被爆路面電車乗車学習会」が開催されました。連合鹿児島からは岡副会長、松井執行委員、畑中副事務局長の3人が参加し被爆地の視察をして来ました。
 乗車学習会は連合広島のスタッフ4人が対応し、爆心地から約5km圏内の視察でした。車窓からの風景は、投下時の面影はなく、普段どこでも見られる街並みでした。そのようななか、鶴見橋(爆心地より1.7km)の袂には、77年前に被爆した「シダレヤナギ」が原爆による破壊された広島の証人として生き続けていることに感動を覚えました。
 次に、16時30分より県立広島産業会館で開催された、「被爆77年連合2022平和ヒロシマ集会」に参加し、「広島県被団協・被爆を語り継ぐ会」の「切明 千枝子(きりあけちえこ)」さん92歳(当時15歳)の講演を聞くことができました。戦争の悲惨さ原爆の恐ろしさと共に、心に残った言葉として、“皆さんの歩く所、その全てが死んで埋葬された人の上を歩いている、そんな所、それが広島だと”言われ、その言葉が強く心に残っています。今なお、世界各地で起きている戦争を一刻も早く終わらせて、「世界に恒久平和」が来ることを切に願う平和行動でした。


  • 連合2022「平和ヒロシマ集会」(黙祷)のようす

  • 広島原爆ドーム