2022/05/20

「誰一人取り残されない、一人ひとりが尊重される多様性を認め合う社会」の実現

「第93回メーデー鹿児島県中央集会」は、前夜からの雨により開催も危ぶまれていたものの、開催時間前にはどうにか収まり、予定通り4月29日（金）10時より天文館公園において、JR連合の「上仮屋 浩二」さんを議長に選出し、約800人の参加者のもとに開催されました。

まず、主催者を代表した連合鹿児島「下町 和三」会長は、雨中参集いただいた皆さまへお礼を述べた上で、①コロナと共存する新しい生活スタイルへの見直しとコロナ禍での自治体主導による、住民に寄り添ったセーフティネットの充実・強化、②ウクライナでの和平実現と東アジア・太平洋地域での危機に対する未然防止、ならびに馬毛島のFCLP、南西諸島の米軍基地機能の強化に反対する立場の明確化、③2022春季生活闘争での賃上げの流れの中小地場や公務労働者、県最低賃金の大幅改善への波及、④第26回参議院議員選挙における推薦候補者の全員当選、⑤伊佐市の「日本フードパッカー鹿児島」の操業停止、「日本ピュアフード」の工場閉鎖にともなう、「日本フードパッカー鹿児島労組」への支援協力等の課題に触れ、結びに「労働組合の使命は、不条理を許さず、常に働く者、弱者の隣にいて、地域社会に根差し、尊厳ある労働と生活、平和を創る運動を展開すること」との考えを示し、今後の取り組みへの理解と協力を求めました。

次に来賓祝辞として、鹿児島県商工労働水産部長「平林 孝之」さま、鹿児島市長「下鶴 隆央」さまよりお言葉をいただきました。

なお、今夏施行予定の「第26回参議院議員通常選挙」の連合鹿児島推薦候補者である「柳 誠子」さまよりメーデー開催の祝辞とあわせて、力強い決意表明をいただきました。

引き続き、女性委員会（全労金）の「小村 あつき」さんによる、「誰一人取り残されない社会、一人ひとりが尊重される多様性を認め合う社会をめざし、みんなが輝く未来を、力をあわせてつくっていこう」とするメーデー宣言を全体で確認し、最後に連合鹿児島地域協議会の「湯浅 慎太郎」議長の力強い団結ガンバロー三唱で無事に集会は閉会しました。

あらためて、当日取り組みました「ウクライナ救援カンパ」、福祉施設への寄付を目的とした「タオル1本運動」、ならびに「拉致被害者家族支援署名活動」に対しますご協力、また、雨の中、会場設営や警備等に取り組んで頂きましたメーデー実行委員の皆さまのご尽力へ感謝申し上げます。

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  下町会長あいさつ
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  会場のようす