「米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本的見直し」を実現する日出生台シンポジウム
2022/02/16
1月29日(土) 大分県大分市・ソレイユに於いて、連合九州ブロック連絡会と連合大分の主催により、「在日米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本的見直し」を実現する日出生台シンポジウムが開催されました。
連合鹿児島は自治会館で、連合大分とリモート(ZOOM)によりシンポジウムへ参加しました。シンポジウムに先立ち、下町会長のあいさつを受けたのち、地元(大分)実行委員会より実弾射撃訓練をはじめ、全ての演習訓練に対する危機感や不安感の話を聞きました。
シンポジウムは沖縄からリモートにより、沖縄国際大学・大学院 教授 前泊 博盛さまより、「地位協定の処方箋 ~旗国法原理から領域主権論への転換~」と題して講演していただきました。
米軍問題として、「沖縄問題から日本問題へ、そしてNo!と言えない日本の実情」について話されました。私たち鹿児島県民にとっては、「普天間基地や強行される辺野古新基地問題」は他人事ではなく、「馬毛島でのFCLP基地移転問題」そして最近報道され話題となっている、「海上自衛隊鹿屋航空基地への米軍無人機MQ9の一時展開案」等、アジア太平洋地域の安全保障の話まで幅広く講演をしていただきました。
シンポジウムを終えて、これまで一度も見直しがされていない「日米地位協定」の抜本的な見直しに向けて引き続き地域や職場において全力で取り組むことを確認し、連合大分の佐藤会長の「ガンバロー三唱」で締めくくられました。